Meycough Works

塔2020年6月 月詠

  1. tanka
  2. here

春日さす日から隣にいてくれたキミはわたしの一世に添うひと

お互いにわからないことだらけだねキミの気持ちにルビ振ってみる

裏路地をぼんやりとゆく嫌いにはなれないようだ雨も煙草も

プラタナスの若葉が空へこの町の消化しきれぬほどの思い出

最後まで好きになれないこの町を霞静かに渡りゆく朝

こまやかに夢を描いていた粒子褪せた涙にどこか似ていた