沈黙は考えること適当な文字あてはめる思考のすきま
夏の夜は正しく明けるかなしみやよろこびばかりでない欠乏感
珍しく手紙を寄越す紫の小さな文字の整列してる
麻みたいごつごつとした触感が君のことばの癖に似ている
君はもう起きてるだろう午前五時すずしい麻のシャツを羽織って