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塔2021年2月 月詠

フキダシの中のぐしゃぐしゃ書いてみるペンのインクも残り少ない

きっと今着信音が鳴っている部屋は遠くて今、海にいる

寒くないですか寒くはないですか波がざざざと引いては寄せて

ずんずんと海へ歩んだしょっぱさはキミも撮った道だくるしい

は、っとした目を見開いた夜だった不在着信三件あった

冴え渡る朝を紫煙で汚したい何も変わらずにはいられない