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塔2020年12月 月詠

意味もなく緊張してはがぶがぶとわたしたちがぶがぶ水を飲む

適切なことばを宙に吐き出して困ったようにキミは笑った

美化された感情の根を知りたくてキミの笑顔のかげを探した

未来かもしれないキミといることも既視感のうちかもしれない

知る、知った、知られた 夏は後悔に強弱をつけ去ってくらしい

幸せな未来ばかりを組み立て原稿用紙のマス目を埋める