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塔2020年10月 月詠

脚本を書いてる君の横顔が記憶にいない誰かのようだ

シャツ羽織るように演じる君は今舞台にたつは人に非ず

下ばかり向いてた君が観客の前で叫んだセリフのひとつ

浮き沈みする感情の先端がまだわたしにはよく見えてない

花の香りみたいだ君はうっすらとかげを残して通りすぎゆく