時計ってぼんやりしている間にまわる今年もキミを待つ年である
雪の舞う駅舎を視界におさめたらざくざく神社まで歩こうか
夕日射す写真の中に表情のかたいまんまのふたりとはつ春
帰宅してコートをかけて暗い部屋キミの気配の残滓に気づく
すこしずつ日足はのびてまた明日一日一日をまた会えるまで