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塔2020年3月 月詠

明るさを最大にしてまっ白な写真のなかをひとりで歩く

車窓から雪虫見えた飛び立ったわたしの町へ列車は帰る

雪虫が宙にとどまり会話する熱いコーヒーが喉をくだる

コーヒーの湯気を吸いこむ冬の空わたしとキミと深夜のコンビニ

凍ってる夜の飾りのままでいいかれて流れてこない涙は