わたくしの死後も動きつづけるだろうわたしの左手の腕時計
あざやかな映像をもつ回想はふっつり切れてはくれないものだ
人工の光が照らす横顔をずっと見つめていた雪まろげ
初春の海がきらきら熱心にキミはとなりで何かを祈る
耳鳴りがする程度には黙ってた張り詰めている空気に触れて